5月4日・5日開催予定だった全国大会が新型コロナウイルス感染者の急拡大のため中止と決定されました。
毎年京都市で開催されていましたが、使用させていただいている会場の建て替え工事のため、連盟本部がある広島の県立体育館で開催されることになっていました。広島県も徐々に新型コロナウイルスの感染者が増えつつありますが、まだ大丈夫かと思っていましたが、関西・関東地域で急増しているため参加不能の地区連盟が多く、大会開催は不可能との判断が下されました。昨年に続き2年連続の中止となり、六段以上の昇段審査は全国大会で行われる決まりとなっているため、昇段希望の方々にとっては誠に無念としか言いようがありません。居合修行は人格の完成を目指すもので、昇段する事を目的としてはならないとの教えではありますが、昇段審査もひとつの修行の目安となるもので落胆される方も少なくないと思われます。
 来年こそは京都の新しい会場で無事開催されることを心から願っています。